私が三代目JSBに10代後半から20代前半をつぎ込もうとしている話 その①
私は三代目JSOULBROTHERS FROM EXILE TRIBE が好きだ。好きで好きでしょうがない、所謂オタクという部類に属すやつだ。
そんなオタクをし始めてからよく、なんで三代目を好きになったの?と聞かれることが多い。
しかしその度に、「今からリアルに半日はかかるけどいい?」と脅し、自分自身もいままで深く追求してこなかった。
〝なぜ好きになったのか〟
オタクにとって、この部分を解明するのは非常に困難だ。だっていつ好きになったかなんぞ分からんもん。てかなんでこんなに好きになったのか逆に教えて欲しい。
だから今回は、私のオタク人生の歴史を振り返ろうの巻である。と言ってもド新規なのでそこは大目に見て欲しい。
さて、時は5年前に遡る。
2014年。三代目を好きな人ならすぐ様ピンとくる年に違いない。
そう、あの国民的ヒット曲となった、「R.Y.U.S.E.I.」が誕生した年だ。
この時はまだオタクでもなければ三代目も辛うじて知っている、EXILEと三代目の区別がついてるようなついてないような…ELLYは知ってるよ!ぐらいのお茶の間でMステを時々見るパンピだった。
2014年に好きだったのは、私ではなく私より2つ歳下の従姉妹が三代目を好きだった。2015年1月25日に発売されたアルバム、「PLANET SEVEN」を誕生日プレゼントに買ってもらっていたのを覚えている。
当時彼女は登坂広臣が好きだった。私には正直何が良いのか分からなかった(んだと思う)。本当に今まで彼らの音楽に触れていなかったし、なんなら私は俳優の三浦春馬が好きだった。田舎から大都会である渋谷の劇場まで、わざわざ彼の主演の舞台を観にお母さんと泊まりがけで行ったほどだ。
私はまぁ色々な事情で従姉妹と同じ家に住んでおり、音楽番組は普通に好きだったし、リビングで彼女と一緒に音楽番組を見たりすることも多かったからか、彼らを観ることも多くなった。
SNSも今ほどではないがその時には既に流行っていたし、なんでも検索できて、YouTubeなんかで三代目のMVもなんとなく流し見たりすることも増えた。
この辺りからもう茶の間レベルは脱出していたのだろう、私は三代目が何となく気になるレベルに無意識に到達していたのだ。(多分)
そして、そこで私は運命の楽曲と出会ってしまう。
「UnfairWorld」
びっっっっくりした。
ほんと、生まれて初めてMVを観て涙が出た。
ああ、この人達は、人に感動を与える音楽を作っている人達なんだ
そう思った記憶が、私の中に今でもずっと残っている。
もうそこから、狂ったようにMV、昔のラジオ、昔のテレビ番組、片っ端から調べに調べまくった。
三代目は皆がオーディションを受けて、今市隆二と登坂広臣は3万人の中から選ばれたボーカル2人なんだということもこのあたりで知った。
岩田剛典が小林直己に誘われてオーディションを受けたことも、山下健二郎がEXPGのインストラクターだったことも、ELLYが劇団EXILEだったことも、なんなら小林直己とNAOTOがEXILEと兼任していることも、やっと知ったことだった。
何より、7人がとても仲良しだということ、初のドームツアーを達成したこと、夢を叶えている姿がすごくすごく輝いていて、すごくすごく感動した。
そして何より顔がいい。なんて顔がいい集団なんだ。
私が三代目を確実に好きになった頃には、すでに初のドームツアーBLUEPLANETはファイナルを迎えていて、ライブDVD待ちとなった。
その間、私はあの従姉妹が買ってもらっていたPLANETSEVENを借りパクして、死ぬほど聞いていた。
人生であんなに同じ曲をリピートすることなどもう無いかもしれないというぐらい、ずっと聴いていた。だから今でも、ALL LOVEは聴くと直ぐに眠くなるのかな。
PLANETSEVENと同じくらい聴いたアルバムは、ベストアルバム「BLUE IMPACT」だ。
なぜかTSUTAYAで毎週毎週借り続けていた。お母さんに「また延長するの?」と聞かれ、「うん」と答えてはまた借りた。たぶん1年ぐらい借り続けた気がする。いや買えよ。
だからお母さんも、BLUEIMPACTの曲は全部知っている。車の中で永遠にかけ続けていたからだ。次の時代へとPRIDEは私の青春ソングとなっていった。
いやでもほんとBIはすぐ買った方が良かった。結局後から買ったけどあの時買った方が安くついたわ。
こうして私は10代後半で当時出ていた三代目の曲を全て覚え、JSBLEGACYを買い、初参戦となるドームツアー「METRO POLIZ」に行くわけだが、
そろそろハイアンドローシーズン0が始まる時間だから、また今度にしようと思う。